安倍政権の戦略ミスで電気自動車は世界最後尾・・・


古賀茂明氏の「政官財の罪と罰」より抜粋転載

【転載開始】

「安倍政権の戦略ミスで電気自動車は世界最後尾の日本
                       トヨタ社長の涙の意味」

■■電気自動車は中国が先行し日本は最後尾

 世界一の電気自動車大国はどこかと聞かれたら、
日、米、独、仏などの国が頭に浮かぶ方が多いだろう。

 しかし、現在、この分野では、実は中国がダントツの1位だ。
その中国が、普通のハイブリッド車をエコカーとは認めず、
助成措置を止めることになった。
対象をEV、燃料電池車、PHVなどのエコカーに絞り、
19年以降、一定のEV販売を義務付ける規制も導入
することにより、一気にEV大国への道を駆け上がる戦略だ。

 一方、米国では、EV専業の新興メーカー、テスラ社が
圧倒的強さを誇り、今年からEVの普及モデル、
3シリーズを発売する。
1回の充電での航続距離は300キロを超え、価格も安い。
来年からはEV全体で一気に年産50万台を目指すとされ、
その成長性には大きな期待がかかっている。

 GMやフォードも日本メーカー同様テスラや中国に後れを
取ったが、昨年の早い段階から、急速にEVシフトを進め、
EV専用ブランドを立ち上げたり、航続距離500キロの
EVなどを次々と発表して、テスラを必死に追いかけている。

 トランプ大統領がパリ協定離脱を表明するなど、
環境規制に後ろ向きなのが気になるが、カリフォルニア州
などは18年からエコカーの認定対象からハイブリッド車を
除くなど、さらなる規制強化を実施する予定で、EVシフトの
流れは米国でも加速すると見られている。

 欧州でも、ディーゼルの燃費不正問題を機に、
日本より一足先にEVシフトが加速している。
ドイツのダイムラー、BMW、フォルクスワーゲンの
3大自動車メーカーもディーゼルに見切りをつけて、
EV専用ブランドや航続距離500キロのEVを発表し、
EVシフトを鮮明にしている。

 フランスのルノーは航続距離を400キロまで延ばした
モデルをすでに販売しているが、マクロン政権の
ガソリン・ディーゼル車販売禁止宣言は、そうした流れを
さらに確固たるものにするだろう。

 こうした流れを受けて、中堅メーカーにも大胆なEVシフトを
進めるところが出ている。中国メーカー傘下に入った
ボルボ・カーは19年以降ガソリン、ディーゼル車の販売を
やめると発表し、市場を驚かせた。

 今後のEV普及の見通しは各種機関が発表しているが、
改訂されるたびに、そのスピードが加速している。

 特に、EVのコストの主要部分を占める電池の技術進歩と
コスト削減のスピードは予想をはるかに上回っており、
すでに18年には、通常のガソリン車とEVを比較した場合、
ほぼ同等になるという予測も出されている。
販売価格はEVの方が高いが、その後の燃料費や
メインテナンスコストを合わせるとその分を補うほどコストが
安くなるということだ。

■安倍総理と経産省が日本の針路を誤らせる

 ところが、安倍総理と安倍政権を支えると言われる経産省は、
今もなお、護送船団方式で、全ての自動車メーカーの
生き残りを図るため、エコカーと言えない普通のガソリン車
にまで助成措置を続けている。
EV普及のための抜本的規制強化やエコカー減税見直しという
話は全く聞かない。

 その経産省は、2016年の通商白書で、日本の輸出が
「自動車一本足打法」になっていると警鐘を鳴らしていた。
その一本足が、世界の競争に取り残されてポキッと
折れたらどうなるのか。
トヨタ社長の涙は、絶体絶命ともいえる危機感の裏返しである。

 原発輸出、武器輸出、そしてカジノ解禁を成長戦略の
3本柱とし、「岩盤規制にドリル」で穴を開けてお友達への
利権誘導に勤しむ安倍総理。

 豊田社長の涙の意味をよく考えたらどうだろうか。
(文/古賀茂明)

【転載終了】

***************************

 「東洋経済」によれば、総会最後の豊田章男社長の
締めの言葉は、「株主からの応援にも近い質問に
こみあげるものがあったのか、涙ぐみながらの挨拶
となった」そうである。

 トヨタはテスラと提携を解消したが、そのテスラが
国内最大の直営店をトヨタの本丸に6月オープンしました。

 EV戦争はどうなるのか、トヨタは巻き返せるのか?

 しかし、経産省主導の官邸がこんなところまで
害を及ぼしているとは・・・

 2年ほど前に「日本経済の破滅」と
「アベノミクス」に批判的なコメントした、
著名な投資家ジム・ロジャース。

 その時、「日本経済をクラッシュさせた男」として、
“安倍晋三は歴史に名を遺すだろう”とも予言しました。

 何か、嫌な感じになってきましたね・・・

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