「6年ぶり賃金増」のウソ・・・


日刊ゲンダイ

【転載開始】

■6年ぶり賃金増」のウソ 40代、50代の給料は減っている
  2017年6月23日

 厚労省は先月、物価変動の影響を除いた
2016年度の実質賃金が前年度比0.4%増と
6年ぶりに前期を上回ったと発表した。
今年の春闘は4年連続ベアが実施され、
外資系投資銀行のモルガン・スタンレーは
来年末までに日本の賃金が2.8%上昇すると予測。
まるで日本全体の給与が底上げされているかのようだが、
21日、第一生命経済研究所が発表したリポートは
そんな楽観的な見通しを打ち消した。

「実は増えてなかった2016年の賃金」と
題したリポートをまとめたのは首席エコノミストの永浜利広氏。
今年2月に厚労省が発表した賃金構造基本調査を改めて
分析したところ、昨年の労働者の所定内給与は前年比0.0%と
横ばいにとどまり、中でも大企業の働き盛りの男性の“賃下げ”が
顕著であることが分かったという。永浜氏に聞いた。

「日本企業は全体的に人手不足感が強く、雇用改善の
傾向が見られるものの、賃上げにはほど遠い状況です。
バブル前後の売り手市場で大量採用された45~54歳の
給与は上がるどころか1~2%落ち込みました。この世代は
特に昇進ポストが限られている。出世できない男性が賃金
押し下げ要因になっていると推察されます。恐らく、賃上げの
恩恵にあずかっているのは新卒の学生などごく一部。働き盛り
世代の給料が増えるどころか減っているので家計消費が
低迷するのは当然です。バブル世代が大企業から一掃
されるまで、この傾向は続くでしょう」

もっとも、給料が上がらないからといってヘソを曲げるのは
得策ではない。
安倍政権は「解雇の金銭解決」などを導入しようとしているが、
安易に飛びつくと痛い目に遭いそうだ。

「今後、日本企業は解雇ルールが明確化され、職業訓練を
含めた転職支援も充実していくと思います。ただ、ビジネス
スキルが乏しいと自覚しているサラリーマンは、出世の目を
断たれたとしても、我慢して会社にしがみついた方がいい。
転職すると所得水準が下がる可能性があります」(永浜利広氏)

 賃上げなんか夢のまた夢。
初めからそう割り切っていれば振り回されずに済む。

【転載終了】

*****************************

 これが、20か月連続で消費支出減少の理由でしょうか?
一番教育費など支出が多い世代ですからね。

 戦後これほど政・財界が癒着した時代はないかも知れませんね。

 さて、国民がいつ気付くか・・・

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