前川前次官は怖いもの知らず・・・?


日刊ゲンダイ。

【転載開始】

■「総理のご意向」文書を告発 前川前次官は怖いもの知らず<2017年5月26日>

「文書は間違いなく本物。大臣や次官への説明用として
担当の高等教育局専門課が作成した」――。メガトン級の内部告発だ。
加計学園の獣医学部新設を巡る「総理のご意向」文書について、
文科省前事務次官の前川喜平氏が25日発売の週刊文春で「本物」と認定。
安倍首相の「威光」をカサに着た内閣府サイドの圧力の実態をブチまけた。
前川氏は同日の朝日新聞にも登場、TBSの取材にも応じていている。

 当時の文科省トップが「正式な文書」と認めた記録を、
勝手に「怪文書」と決めつけた菅官房長官は国民に詫び、首を差し出すのがスジ。
ところが、前川氏の“風俗通い”をネタに今なお開き直った強弁を繰り返す。
とんだ恥知らずだ。

■官邸はいまだに「怪文書」扱い

〈官邸の最高レベルが言っている〉

〈「できない」という選択肢はない〉

 居丈高な態度で筋の通らない要求を強引に迫る内閣府・地方創生推進事務局の
藤原豊審議官らの発言記録を一つ一つ、前川氏は文春の取材に「事実」と認め、
知る限りの経緯を証言している。

 8年間で15回も申請を蹴られた獣医学部新設のスピード内定の出来レース。
安倍の「腹心の友」の希望通り、行政が歪められた実態を前川氏は
「『赤信号を青信号にしろ』と迫られた」と表現。
問題の〈総理のご意向〉という言葉については、こう語る。

「ここまで強い言葉はこれまで見たことがなかった。プレッシャーを感じなかった
と言えばそれは嘘になります」

 そして「『これは赤です。青に見えません』と言い続けるべきだった。
本当に忸怩たる思いです」と反省の言葉を口にしているのだ。

 文科省の当時の最高責任者がここまで腹をくくって証言した以上、
首相の“腹心の友”への便宜供与を裏付ける文書の内容は、
ますます信憑性を帯びてくる。

 ところが、安倍官邸は懲りない。
松野博一文科相がお手盛り内部調査で、「文書の存在は確認できなかった」
と発表したのをタテに、菅官房長官は「出所不明」の怪文書扱いを続けている。

「官邸サイドが裏で繰り返すのは、前川氏が政権に怨恨を抱いているとの
レッテル貼り。天下りの組織的あっせん問題の責任を取り、わずか半年の
任期で依願退職に追い込まれたことに、前川氏は恨み骨髄。ありもしない
文書をデッチ上げ、メディアに持ちかけた『自作自演』のシナリオを吹聴
しています」(官邸事情通)

 そこに追い打ちをかけたのが、例の“出会い系バー”常連報道で、
官邸サイドは「あんなハレンチ漢の証言を信用したら痛い目に遭うぞ」と、
メディアに妙な“恫喝”を加えているという。

「安倍首相が『私が働きかけて決めているなら責任を取る』と大見えを切った
手前、菅官房長官らは“怪文書”と言い張るしかないのでしょう。とはいえ、
文書の信憑性と次官の風俗通いは無関係。政権が強弁すれば、シロも
クロになるような振る舞いは、『恥を知れ』の一言です」(政治評論家・本澤二郎氏)

■待ち受けるさらなる暴露

 前川氏は、年商812億円を誇る世界的な産業用冷蔵冷凍機器メーカー
「前川製作所」の御曹司で、妹は中曽根弘文元外相に嫁いだ“華麗なる一族”の出だ。

 当然、官邸の横やりで天下り先を失っても困らないため、
政権の裏側で何が起きているのか、その腐敗の真相を遠慮なく暴露できる。

 すでに「告白の内容はまだおとなしい。昨年12月に新設が合意に至る直前の
“ご意向”圧力は特に凄まじかったようです。まだ表に出ていない文書もあるはず。
前川氏は面倒見がよく、人望がありますから、歴代次官OBや“奇兵隊”と称する
後輩の現職官僚も味方しています」(文科省関係筋)との声もある。

 民進党も前川氏の疑惑追及チームへの出席や、国会招致も視野に入れている。
さらなる決定打が飛び出せば、安倍首相は政権発足以来最大の窮地に立たされる。

【転載終了】

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 今回の官邸は経産省の影響が大きく、驕りが目立つことから、
他省庁も不快に思っているようなことも囁かれてています。

 官房長官は、天下りでの遺恨と前川氏を批判していますが、
天下りなど全ての省庁がしていることであるのですから、
 そうなると、今回の「天下り処分は安倍首相の私怨で行った」、
と勘ぐられても仕方がありません。

 一説によると、第二次安倍政権を誕生させたのは、
「日本のフィクサー」といわれる人物の後押しであり、
その方が昨年2月に亡くなられており、
影響力が薄れたのではないかとも考えられます。

 安倍首相の「政治主導」は、旧民主党が目指したことであり、
主旨はいいのですが、安倍首相の内心は独裁の方向に向いており、
長期政権で院政を目指していたようですが、これも頓挫しそうな気がします。

 改憲も、有識者は「日本会議」のメンバーを中心にして、
「安部の、安部による、安部のための改憲」といわれています。
 何事においても自分中心の考え方のようです。
常にお山の大将でいたいのですかね?

 同じ改憲派の中曽根元首相は、リベラル(護憲派)の方たちと議論を重ね、
「改憲には国民の声の高まりが欠かせない」という信念を持ち、
決して議論から逃げなかったそうです。

 どこかの逆切れさんとは大違いですね。

 護憲派の旧社会党の土井たか子氏も、
「この総理大臣には哲学があるなと、今までの認識を変えた」そうです。

 プロの政治家には「政治哲学」が必要であり、
単純に権力志向の塊のような方とは違いますね。

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