日銀の漂流でデフレ脱却に処方箋なし・・・


日刊ゲンダイ。

【転載開始】

■黒田総裁“失策”続き 日銀の漂流でデフレ脱却に処方箋なし<2017年5月3日>

 この国の中央銀行は、やすやすとレッドラインを越えてしまった。

 日銀の黒田総裁が「2年で2%」の物価上昇目標を掲げ、
異次元の金融緩和に踏み切ってから、丸4年が過ぎた。
この間、物価目標の達成時期はズルズルと後退、
足元の物価上昇率はゼロ%近辺に低迷している。
デフレ脱却とは程遠い状況だ。どう見ても、異次元緩和は失策だった。

 そんな中、政府は4月18日、日銀の金融政策決定会合で投票権を持つ
審議委員のうち、7月に任期が切れる2人の後任として、
新たにリフレ派2人を充てる人事案を国会に提示。
与党の賛成多数でスンナリ承認される見込みだ。
これで、昨年1月の政策決定会合で、マイナス金利導入に反対した4人は全員、
退任する。
6人の審議委員は、すべて黒田総裁の就任後の人選ということになる。

「審議委員をイエスマンで固めれば、黒田日銀の方針を追認するだけに
なります。間違いを認めて、引き返すことができなくなる。アベノミクスも
異次元緩和も、4年間やってマイナス成長なのだから大失敗なのに、
このまま間違った政策が継続されてしまう。黒田総裁のメンツを守るため
だけに、無意味な緩和策を続ければ、実質賃金はますます下がり、マイナス
金利で預金も目減りする一方です。デフレ脱却どころか、国民の富が収奪
されて大企業に付け替えられ、国富が国外に流出するだけです」
(経済アナリスト・菊池英博氏)

 流通大手・イオンの岡田社長も、4月12日の決算会見で
「脱デフレは大いなるイリュージョン(幻想)だった」と指摘。
傘下のスーパーで日用品など最大254品目を値下げする方針だ。
実際、家庭の出費は12カ月連続でマイナス。デフレ圧力は高まる一方だ。

 日銀が年80兆円ペースで国債を買い増した結果、今年末には保有額が
500兆円を突破する見込みだ。
日本のGDPと同額の国債を日銀が保有するという異常。
それでもデフレは続き、国の借金を将来世代にツケ回す。
若者の夢まで奪う亡国政策は、あまりに罪深い。

【転載終了】

***********************************

 先の記事のGDP増減データにもありますが、
安倍政権の経済政策は失敗ということでしょう。

 今回の政権は経済政策にご自分の名前を付けてしまっていますので、
尚更始末が悪いという感じです。

 賢者は“海のものとも山のものともわからない”経済政策に、
ご自分の名前など付けませんよね。

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