戦略ではなく、トランプ米大統領の思惑だ・・・


独ディー・ツァイト紙。

【転載開始】

■米国のシリア軍基地への空爆について、その裏にあるのは戦略ではなく、
  トランプ米大統領の思惑だとする社説を表した。

 記事を書いた記者は、ハン・シェイフン市での化学兵器攻撃がまさにシリア軍が
行ったという証拠は未だないとし、米軍のジェネラルらは化学兵器攻撃は
アサド大統領の軍の仕業と確信を表しているものの、ベトナム開戦を仕組んだ
「トンキン湾事件」やイラク侵攻のきっかけを生んだ「パウエル報告」の後では
ジェネラルらの発言は信じることはできないと指摘している。
現在、この状況の捜査を行っているのは国連の元で組まれた委員会。

 記者はトランプ氏は政権スタートから70日経過したものの、国内政治では
何の成果も挙げていないことを指摘し、こうした条件下でトランプ氏が外交戦線で
自分の姿をひけらかそうとした決意は説明がつくとの見解を表している。

 「トランプ氏はこれで自分の過ちから注意をそらし、前大統領を凌駕して
『モスクワの操り人形』のレッテルをはがし、アマチュアの政治家から
シリアスな国の活動家に変身を遂げることができた。」

 ディー・ツァイト紙は、トランプ氏はロシア、中国、北朝鮮に対して明確な
シグナルを送り、これらの国が譲歩しなかった場合、事態はいっそう悪くなるぞと
警告したと書いている。
またロシアについては選択したシリア路線から降りることはありえず、
中国も北朝鮮の金正恩指導者に大きな圧力をかけることはまずなく、
正恩氏も核兵器を放棄することはないだろうと指摘している。

記者は記事の最後を
「トランプ氏は自分の手で自らを孤立に追いやったのではないか」と締めくくっている。

【転載終了】

************************************

 この記事は、欧州の慎重姿勢を表しているような気がします。

 日本の場合は、安倍首相がいち早くトランプ氏当選に駆けつけており、
迎合せざるを得ない立場になってしまっているのではないでしょうか。

 浅慮のなせる業・・・かな!

 今回のシリア、北朝鮮はアメリカ国内での内戦(武器を使わない戦い)であり、
そこに、日本が巻き込まれようとしているのか・・・

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