5年ぶり減収減益 トヨタが怯える「トランプ以外」の隠れリスクとは?


MONEY VOICEより部分転載。

【転載開始】

<5年ぶり減収減益 トヨタが怯える「トランプ以外」の隠れリスクとは?>

■世界の主戦場はアメリカから中国へ

トヨタが自動車販売台数世界一の座から陥落してしまった最大の要因は、
中国市場の動向です。
中国の中間層の拡大は凄まじく、自動車販売台数はアメリカを上回り、
圧倒的な世界一の規模を誇ります
(中国:約2,400万台、米国:約1,700万台、日本:約500万台)。
販売台数を稼ごうと思ったら、中国市場を取り込むことはもはや不可欠なのです。

トヨタの中国市場における市場シェアは約4%にすぎませんが、
フォルクスワーゲンは約10%に及びます。
フォルクスワーゲンはアメリカで排ガス規制に関する不正が発覚し、
同国でのシェアを落としましたが、中国市場はその問題とはほとんど無縁であったため、
市場の拡大に伴い大きく販売台数を伸ばしたのです。

もちろんトヨタも中国市場での販売を諦めているわけではありません。
しかし、これまでの出遅れや、日中関係悪化というリスクも常に抱えることから、
中国でシェアを伸ばすことは容易ではなく、
世界一の座を奪回するのは当面難しいと考えられます。

■最大のリスクは「トランプ大統領」ではない

アメリカ集中によるリスクは成長力だけではありません。
目下騒がしくなっているのが、トランプ大統領の「口先介入」です。
コストの高いアメリカでの工場建設を強要されるようなことがあれば、
マイナスの影響が出ることは確かです。

しかし、私は「トランプリスク」をさほど問題視していません。
トヨタはすでにアメリカに10ヶ所の工場を建設し、
13万人の雇用を生み出しています。
新たに工場を建設するとしても、それはこれまでの延長線でしかないため、
大きな影響は出ないと考えられます。

それ以上に重大なリスクは、景気悪化時に販売減少と円高に同時に襲われることです。

景気が悪化すると、投資家はリスク回避の動きを加速させ、
円高ドル安となります。
トヨタは為替が1円円高になるだけで営業利益が約400億円減少すると
されていますから、円高になるほどダメージは甚大です。
景気悪化により自動車の販売も減少するでしょうから、
売上が減って利益率も下がるというダブルパンチを受け、
大幅な業績悪化が想定されます。

実際に、リーマン・ショック後の2008年度決算では、
4,300億円もの最終赤字を計上しました。
このような業績悪化リスクは企業努力でどうにかできるものではなく、
投資を考えるならまず念頭に置かなければなりません。

景気に関しては決して芳しくない兆候が現れています。
米国の新車販売台数は昨年頭打ちとなり、
リーマン・ショックからの回復局面の終焉が見えつつあります。
信用力の高くない「サブプライム」自動車ローンも増加していると言われ、
既に過熱感すら漂っています。

【転載終了】

***********************************

VWはアメリカで排ガス問題でこけたのに、
僅かの期間で販売数トップを取り戻したのはそういうことだったんですね。

日本市場の主流は軽なので、中国市場が肝ということになりそうですが、
仮にトランプ政権がドル安/円高を要求してきたら、
安倍政権が中国と関係がよくないだけに、
トヨタにとってはかなり厳しいことになりそうですね。

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