トヨタ、「低燃費のガソリン車」HV依存の環境車戦略が失敗…遅きに失したEV参入・・・


Business Journalより。

【転載開始】

■逃したチャンス

 環境規制がもっとも厳しい欧州の自動車メーカーは、規制をクリアするため、
EVの開発を強化している。
独フォルクスワーゲン(VW)は、ディーゼル車の排ガス不正問題を機に、
環境対応車の軸足を、従来のクリーン・ディーゼル車からEVに転換。
2025年までに30車種を投入し、
生産台数全体の25%に当たる300万台を生産する計画を打ち出している。

 BMWもミニやSUVの「X3」のEVを投入する計画。
ダイムラーはEVの新ブランド「EQ」を立ち上げ、19年からEVを10モデル投入する予定だ。
このほか、米ゼネラルモーターズ(GM)も航続距離の長いEVを投入する計画。
グローバルな自動車メーカーが相次いでEVの開発に注力している。
「トヨタは、環境対応車戦略を短期間で軌道修正する最大のチャンスを、
日産にかっさらわれた」(自動車担当記者)

 HVを柱に据えてきたことで環境車競争で取り残された格好になったトヨタだが、
一気に巻き返すチャンスはあった。
それは、三菱自動車工業の燃費不正問題発覚だった。

 日産は10月20日、三菱自の株式34%を取得して資本・業務提携した。
三菱自の会長職兼務を決めた日産のカルロス・ゴーン社長兼CEO(最高経営責任者)は、
「三菱自のPHVの技術はアライアンスに良いシナジー効果がある。
日産とルノーは三菱自の技術をベースに開発ができる。
三菱自、日産、ルノーそれぞれが開発・生産の投資を抑制できるほか、
短期間で商品の市場投入も実現できる」と、環境技術でのシナジー効果に期待する。

「三菱自のPHV技術は進んでいる。高く評価している」(日産の開発担当役員)
 日産はもともと、EVを環境対応車の本命と見ており、
EVのラインナップをグローバルで拡充してきたが、PHV技術では出遅れていた。」
三菱自はPHV「アウトランダーPHEV」の販売を伸ばしており、
EVやPHV技術を長年にわたって研究開発してきた強みを持つ。
日産は三菱自を傘下に収めたことで、EVの開発を強化できるのに加え、
PHVの技術を入手できる。

 仮に、世界の潮流を敏感に察したトヨタが三菱自と提携していれば、
トヨタは他社に劣らないEVやPHVの技術を短期間で入手できた可能性がある。
日産は、三菱自の軽自動車の燃費不正の発覚によって経営不安が広がった三菱自に対して、
2週間の短期間で傘下に入れることを決めた。
このスピード決断の可否が、トヨタと日産の将来を決める大きな分岐点となった可能性もある。


■EVでの出遅れ感

 トヨタは当面の環境規制への対応や市場対策として、
18年に中国で「カローラ」と「レビン」のPHVを投入する予定だが、EVでの出遅れ感は歪めない。
「究極のエコカーはFCVだ。この考えは今も変わっていない。
ただ、水素社会の実現の過程においてはさまざまなエコカーがあり、
ゼロエミッションの達成にはFCVとEVという選択もある」(伊地知トヨタ副社長)

 次世代環境自動車の主流となる可能性のあるEV技術を短期間で
キャッチアップするチャンスを逃し、グローバルでの環境車戦略で大きく躓いた感のあるトヨタ。
遅ればせながらEVの開発で巻き返しを図るが、自動車業界で主導権を握り続けるため、
環境戦略でトップランナーを走るという構想への道のりは険しい。
(文=河村靖史/ジャーナリスト)

【転載終了】

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PHVやEVもいいのですが、
HVのバッテリーや太陽光発電パネルの耐用年数は10年だそうです。

そこから発生する粗大ゴミやリサイクルの処理対応が
将来社会問題になるだろうということです。

ドイツの大手太陽光発電メーカーが数年前に撤退したのは
そのような事情もあるのかもしれませんね。

どんどん増え続けている福一の汚染土や汚染水、
HVや太陽パネルの粗大ゴミ、国策による負の遺産をどうするつもりなのでしょうか?

多分、国は何にも考えてないのでしょうね・・・

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