負の連鎖が始まった。「閉店ラッシュ」に喘ぐ現地大型百貨店・・・中国発!


MONEY VOICEより。

【転載開始】

■中国小売業は「死屍累々(ししるいるい)」の惨状

9月6日、北京商報というビジネス専門紙は「2016年、広がる百貨店の閉店ラッシュ」
とする記事を掲載し、中国の百貨店を襲う「閉店ラッシュ」の実態を克明にリポートした。

記事はまず、8月末に山東省青島市の大型百貨店、陽光百貨と全国展開の
百貨大手である百盛集団の重慶市万象台店、さらには大連で有名な
久光百貨が相次いで閉店したことを取り上げ、深刻な業績不振が
閉店の原因であると分析している。

大連久光百貨の場合、今年上半期の売り上げが前年同期比で48.8%も激減した。
重慶市万象台店のオーナーである百盛集団全体の売上総額も前年同期比で
12%減となったという。その結果、百盛集団は万象台店だけでなく、今年に入ってから
西安市の東大街店と重慶市の大坪店も閉店させることとなった。

記事によると、売り上げ急落・業績不振は今、全国の百貨店業が直面する共通の
問題となっている。たとえば全国展開の新華百貨は今年上半期の純利益が69.2%も減り、
杭州解百集団のそれは20.5%減となった。

こうした状況を踏まえて、北京商報記事は今後、全国における百貨店の「閉店ラッシュ」は
さらに広がっていくだろうと予測している。

中商情報網というビジネス専門サイトの掲載記事も7月20日、今年上半期における
中国小売業の「閉店ラッシュ」を取り上げたが、その中で、中国流のブラックジョークで
あろうか、「2016年上半期、『陣没(閉店)店舗』最新リスト」まで作成して掲載した。

「陣没」に追い込まれた大型百貨店の中には、摩爾百貨の成都店、友誼商店の南寧店、
南京八百半の南京店、世紀金花の銀川店などがあり、まさに「死屍累々」の惨状である。

「閉店ラッシュ」に襲われたのは百貨店だけではない。スーパーマーケットも同じである。

中国最大の検索サイトである「百度」は、「百度百科・閉店ラッシュ」の項目を設けているが、
それによると、スーパー業の場合、華潤万家という全国チェーンが今年に入ってから
727店舗を閉店させ、「閉店ラッシュ」の最高記録を更新したという。有名な
カルフール・グループも中国全土で18店舗を閉店し、人人楽というスーパー大手は
11店舗を閉めた。

上述の「百度百科・閉店ラッシュ」によると、中国小売業の閉店ラッシュは昨年から
すでに始まっている。2015年の1年間、全国の小売業界で約865店舗も閉店の
憂き目にあったが、今年に入ってから、この勢いはさらに増しているという。

「閉店ラッシュ」が来襲した理由について、一部のメディアや専門家は、
近年盛んになったネット販売や通販との市場競争の激化を挙げているが、
前述の北京商報や「百度百科」の分析では、それは一つの原因であっても、
一番の原因ではない。最大の原因はやはり、特に昨年から顕著となった
中国経済そのものの低迷である。

経済の低迷は人々の消費意欲と購買力を低減させ、結果的に小売業の
業績不振と閉店ラッシュを招いたが、閉店ラッシュの広がりは失業の拡大や
収入の低減につながる。悪循環はすでに始まっているのである。

今月5日、中国社会科学院財経戦略研究院は「流通青書・中国商業発展報告
(2016~17)」を発表したが、その中で、今後5年以内に、中国全国の「商品交易市場」、
つまり百貨店やスーパーやショッピングセンターなどは、約3分の1が淘汰(とうた)
されていくと予測している。

小売業の暗澹(あんたん)たる未来ひとつを取ってみても、中国経済は今後ますます、
大不況のどん底に陥っていくことが分かるであろう。

【転載終了】

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中国だけではなく、日本国内の百貨店・スーパーも同様に
閉店ラッシュが起こっています。

また、イオンGも赤字拡大に見舞われており、
如何に物が売れていないかだと思います。

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