海外が報じた「自民圧勝」の理由。


MONEY VOICEより。

【転載開始】

<海外が報じた「自民圧勝」の理由。なぜ日本国民は怒らないのか?より抜粋>

■国民は、アベノミクスの「ささやかな」成果を認めた?

25年間もまったく成長していないと、いいこと(?)もあります。
他の国では、「成果」とされない結果でも、「成果」と認められる。
実際、数字を見る限り、アベノミクスは、到底「成功」とはいえません。
GDP成長率は、2013年1.36%、14年-0.03%、15年0.47%。
しかし、ピーターさんはいいます。


安倍氏の包括的経済政策、つまり「アベノミクス」は、抜本的な金融緩和や、
企業の社外取締役増加などビジネス慣行変更などを盛り込んでいるが、
日本を急速な経済成長に戻すことはなかった。

しかしそれは株式市場と企業利益を押し上げた。
最近逆転しているとはいえ円安のおかげだった。
その結果、安倍氏はバラ色の数字を、少ないながら吹聴できた。

不運な指導者が続いた後、
日本の多くの有権者は安倍氏のつつましい実績を前向きに評価しようとしたのだ。

(出典:同上)


思い出すと、確かに2013年は、久しぶりのワクワク感がありました。
「あの時消費税を上げずに走りつづけていれば、どんなに好景気になっていたことか…」
と思うと残念ですが、仕方ないです。

日本国民は、「ささやかな」アベノミクスの成果を、支持したのでしょう…。

日本が「幸せな国」である理由その1 「1.3%」

私が、「面白い!」と思ったのは、ここからです。
ピーターさんは、日本が「異質」である(=不安定な世界で唯一安定している)理由は、
二つあるとしています。


2つの数字が、日本がなぜ異質であるかを説明するカギになる。
1.3%と350万ドル(約3億5,000万円)だ。

(出典:同上)


まず、1.3%から見てみましょう。


最初の1.3%は、日本の総人口に占める非日本人の割合だ。
それは深刻な移民問題を醸成するクリティカル・マス(臨界質量)にはほど遠い。
つまり、メキシコとの間に壁を構築するというトランプ氏の提案につながった反移民感情、
ドイツの州選挙で反移民政党が過去最高の投票率を記録するに至った雰囲気、
そしてブレクジット(英国のEU離脱)運動を勝利に導いた状況などとは無縁なのだ。

(出典:同上)


この部分、読者の皆さま、そして特に政治家の皆さんは、
繰り返し繰り返し読んでいただきたいと思います。
アメリカのトランプ現象、欧州でふきあれる極右化現象、イギリスのEU離脱、
これらはすべて「移民問題」と深く関連している。
ピーターさんは、「日本は移民が少ないから安定しているのだ」と認めているのです。

日本政府はすでに、事実上「3K移民の大量受け入れ政策」を実行しています。
すでに欧米で「失敗」し、深刻な問題を引き起こしている政策をまねる。
まったく愚かです。

保守の皆さんは、「日本国民の賃金水準を下げる3K移民の大量受け入れ」に
反対していただきたいと思います。
リベラル系の皆さんは、「『日本人が嫌がる仕事は、外国人にやらせればいい』という、
『差別的3K移民』大量受け入れ」に反対していただきたいと思います。
保守もリベラルも、「欧米で失敗し、
深刻な問題を引き起こしている」「3K移民の大量受け入れ」に反対して欲しいです
(ちなみに、私は「差別的でない」移民には賛成です)。

■日本が「幸せな国」である理由その2 「350万ドル」

もう一つの理由、「350万ドル」はなんでしょうか?


もう一つの数字、350万ドルについて。
これは時価総額で日本最大の企業であるトヨタ自動車の豊田章男社長の直近の年俸だ。
それはトヨタが200億ドルを上回る純利益を計上し、
自動車販売台数が世界一になった年の年俸だ。

ちなみに、米ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)の
2015年の総報酬は2,860万ドルで、前年比77%増だった。

(出典:同上)


世界一の自動車メーカー・トヨタの社長の年棒は約3億5,000万円。
米自動車最大手GM・CEOの年棒は、28億6,000万円(共に、1ドル100円換算)。
ここでピーターさんが言いたいのは、
「日本は、まだまだ貧富の差が少ないので、安定しているのだ」と。
3億5,000万円。これは、どうなのでしょうか?
年収350万円のサラリーマンがこの金額を稼ぐには、「100年」かかります。
しかし、同じサラリーマンが、GM・CEOの年収を稼ぐには、「817年」かかるのです。
「それでも貧富の格差が少ないこと」が、
「日本で暴動が起こらない大きな理由」であることは間違いないでしょう。

■安倍総理、「改憲」を語らず

もう一つ重要なのは、総理が「憲法改正」について、何も語らなかったことです。
野党は、「安倍は、日本を戦争のできる国にするつもりだ!」と熱心に批判していました。
しかし、総理は、逃げてしまって、それについて議論しなかった。総理の戦術勝ちですね。

安倍氏は、憲法改正について何も言わなかった。


安倍氏は、日本の確立された秩序に対する本当の脅威は、
野党陣営から来ていると述べた。
そして与党に投票することは、60年間続いている日米同盟と、
この国の自衛隊の力を堅持する投票を意味すると述べた。

また安倍氏は、自衛隊は自然災害後に人々を支援することが主要な任務だと語った。

(出典:同上)


というわけで、参院選で自公が勝利しました。
安倍内閣は、「孤立」ではなく、「自立」を進める政策をすすめていただきたいと思います。

【転載終了】

***************************************

現在の欧米の混乱は移民や難民の問題です。
イギリスの離脱問題のように、ブルーカラーが移民に仕事を奪われ、
貧困化してきていることです。

日本国内での貧富の格差は、
国民が深刻な問題として認識できるほどの格差の認識はないのでしょう。

安倍政権が移民政策の推進と非正規化を進めている以上、
将来的には格差が拡大することは否定できません。

そうなると、デモが先鋭化してくることは避けられないでしょう。

この選択がどう国民に跳ね返ってくるか・・・

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