マイナス金利不発でも・・・?


日刊ゲンダイより。

【転載開始】

■マイナス金利不発でも…黒田日銀総裁の支持基盤安泰な理由(2016年2月14日)

心なしか、表情に陰りが見られた。
浮かない顔だったのは12日昼、
約5カ月ぶりに安倍首相と官邸で会談した日銀の黒田東彦総裁である。

 約1時間にわたった会談で、マイナス金利政策の考え方や効果を説明したというが、
そのサプライズ効果も世界の金融市場の荒波を前に1週間と持たなかった。
円高は11日の海外市場で1ドル=110円99銭まで進行し、平均株価もつるべ落とし。
12日の終値はついに1万5000円を割り込み、年初からの下げ幅は4000円に広がった。

「株安と円高はどちらも日銀が追加緩和に踏み切った14年10月末の水準に逆戻り。
先月末のマイナス金利導入どころか、1年4カ月前に放った黒田バズーカ2の効果すら
帳消しです。金融政策に手詰まり感が漂う中、黒田総裁も心中は穏やかでは
ないはずです」(証券市場関係者)

 安倍首相との会談後、黒田総裁は
「(緩やかに回復する)日本経済や物価についてのメーンシナリオは変わっていない」
と記者団に強調。

会談に先立ち、この日は衆院財務金融委員会にも出席し、
「必要なら追加緩和も含めて何でもやる」と強気の姿勢だったが、
虚勢に過ぎないことはマーケットに見透かされている。

「直前まで『やらない』と言い張っていた黒田総裁が、マイナス金利を打ち出しても
効果なし。むしろ日本の10年国債まで史上初のマイナス運用に転落。欧中銀の
マイナス金利政策で、すでに転じていた欧州各国を含め、先進国の債券の半分近くが
マイナス運用となってしまった。世界規模で安定運用先が減る中、日米の金利差以上に
円安に振れていた分、安全資産とされる円が猛烈に買われています。いくら黒田総裁が
『追加緩和』と称してマイナス金利の対象枠を広げても同じことの繰り返し。マーケットは
見切りをつけています」(経済評論家・斎藤満氏)

 政策は不安定でも、黒田総裁の支持基盤は安泰だ。
先月の金融政策決定会合でマイナス金利導入は5対4の小差で決まったが、
反対した4人は皆、白川方明前総裁の下で就任した審議委員。
うち2人は近々任期が切れる。

「後任には黒田総裁と同じ考えの『リフレ派』が選ばれるとみられています。黒田総裁の
任期も18年4月8日までで、景気も物価も成果に結びつかない政策があと2年以上も
継続するリスクがあるのです」(斎藤満氏)

 誰か黒田総裁のクビに鈴をつけてくれないか。

【転載終了】


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前に書いたように、マイナス金利はすでにECB(欧州中央銀行)がやっており、
効果がなくドラギ総裁が信用をなくしてしまった経済政策です。

その政策を黒田日銀が後追いをしてしまったということですが、
アメリカが利上げスピードの減速を打ち出したのは、
これ以上のドル高を歓迎していないということなのでしょう。

その援護射撃が日銀のマイナス金利なのかも知れないですね?

記事中にもありますが、日銀審議委員のマイナス金利賛成の5名(総裁含む)は
アベノミクス援護のためのリフレ派であり、反対の4名はもともとの残留委員です。
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