輸出&インバウンド関連は壊滅の危機・・・


日刊ゲンダイより。

【転載開始】

■始まった円高地獄…輸出&インバウンド関連は壊滅の危機(2016年1月9日)

 中国リスクに原油安、そこに北朝鮮の核実験まで加わり、
1ドル=120円台から一時は117円前半に。
年明けから一気に円高が進んだせいで、
輸出関連とインバウンド関連企業は青ざめ始めている。
円安でウハウハだったはずが、「賃上げ」などと浮かれていられなくなってきた。

「昨年8月の“チャイナ・ショック”では116円前半まで円高が進んだ。当時はまだ
中国リスクの“影”に怯えていただけですが、中国経済のメッキがはがれ、リスクが
顕在化している今はもっと深刻です。日銀に打つ手がないことも見透かされている。
115円台まであってもおかしくありません」(株式評論家・杉村富生氏)

 昨年12月の日銀短観によると、大企業・製造業の今期の想定為替レートは、
1091社の平均で119円40銭。115円なんてことになったら、円安メリットを享受し、
過去最高益をたたき出してきた自動車などの輸出関連はメタメタだ。

「円高に1円振れると、トヨタで400億円、日産で120億円の利益が吹き飛ぶと
いわれます。いずれも想定レートは115円なのでまだしもですが、60億円近い
差損が生じるキヤノンの想定は120円。115円まで下がったら300億円の損失
になる。企業によっては、来期は減益見通しになりかねません」(兜町関係者)

 そのうえ株安で含み益も減るわけで、
「業績を減額修正する企業が続々出てくる可能性が高い」(杉村富生氏)。
過去最高益更新にはしゃいでいた上場企業は、地獄を見る羽目になる。

 円安で右肩上がり、
爆買いのおかげで増収増益の百貨店などインバウンド関連もマッ青だ。

 観光庁によると、昨年7~9月期の訪日外国人の旅行消費額は、前期比82%増、
1四半期で初めて1兆円を超え、7期連続で過去最高値を記録したが、
円高で急ブレーキがかかりかねない。

 増税で冷え込んだ国内消費を下支えしてきたのがインバウンド、訪日外国人だ。
恩恵にあずかっているのは、百貨店や量販店、ドラッグストアといった小売業界に限らず、
ホテル、鉄道、家電や化粧品メーカーなど多岐にわたる。

「外食産業だって外国人観光客のおかげで、全体の売り上げが前期比100%超と
薄日が差しつつあった。それもこれも円安だったからで、円高が続けば爆買いも
下火になるでしょう。いずれにせよ差損の“ツケ”は大企業から下請けに押し付けられる。
トリクルダウンどころか、値引き要請などで吸い上げられかねません」
(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)

 後に残るのは消費不況と消費増税。
日銀の黒田総裁は連合の新年交歓会で
「労働者側に(賃上げの)強い追い風が吹いている」なんてあいさつしていたが、
悪い冗談としか思えない。

【転載終了】

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2016年は景気好調の最後のチャンスの年とも言われていますが、
経済音痴の政権が選んだピント外れの総裁というイメージが強く、
個人的にはちょっと不安なのですが・・・
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