朝日新聞デジタル
【転載開始】
■野田総務相「アベノミクスの効果、予想下回っている」
8/30(水)
野田聖子総務相は30日のBS朝日の番組収録で、
安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の効果は
不十分だとし、「立ち止まって検証すべきじゃないか」
と述べた。
野田氏は「異次元(の金融緩和)をやってきて、
ある程度の効果はあったとしても予想を下回っている。
これでは厳しい」と指摘。「若い人にどんなツケを回すか、
うすうす国民は分かっている」とも述べ、
金融緩和の出口戦略を含めてアベノミクスを総括し、
次の経済政策を展開する必要性を訴えた。
また、2015年の自民党総裁選では推薦人が
立候補に必要な20人に1人足りない19人だったと
明かし、来年の総裁選について「出馬の準備を
進めている」と改めて意欲を示した。
【転載終了】
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現在、米国はふたつの経済危機があります。
一つ目は、9月末までに、新たな予算の立法措置を
講じられなければ、シャットダウン(政府機関の閉鎖)が
現実の問題となる。
二つ目は、連邦政府の債務上限(約2160兆円)が
法律で決められているが、今年3月にこの水準に到達。
ここ数カ月、米財務省は借り換えによってなんとか
資金繰りを続けてきたが、それも限界に来ている。
気になるのは、今までは日本が第一位の米国債債権国
でしたが、ここにきて、中国が米国債を大量に買い、
再度、一位になっています。
北朝鮮問題など諸々米国の経済制裁に対し、
「大量に売り浴びせるぞ」という、脅しの材料に
するつもりでしょう。
そうなると、第二位の米国債を持ち、
「異次元の緩和」を継続している日本経済にも
大きな影響を及ぼすと思われます。
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