【転載開始】

若年層の未来は、どんどん消えている。
大学を出たところで仕事は簡単に見つからない時代が当然になる。

これからも長らく不景気が続くが、そのため各企業は自らの規模を縮小させる。
世界中で起きているのは、慢性的なリストラと失業だ。
そのしわ寄せなっているのが若年層なのである。

世界中で若年層の失業が問題になっているが、この傾向はさらに続く。なぜなのか。

グローバル化の時代になって、企業はもう人を育てられなくなっているからだ。

激甚化する競争に打ち勝つため、企業は即戦力を求める。
しかし、若者は即戦力にはならない。

それならば、若者は単純労働に就けばいいということになるが、
その単純労働すらも若者に回らない。単純労働は移民がやる。
あるいは、企業が国を出て行って賃金の安い途上国の国民にやらせる。

即戦力を要する職には就けず、単純労働の仕事も減少してしまい、
その国の若者は大学を出たところで仕事がない。


 <世界各国で、高学歴の失業者で溢れている>


2008年9月15日にリーマン・ショックが起きると、
その超巨大な金融ショックで世界経済が危機に瀕した。
そして、企業は生き残るために、要らない人材を放り出すようになった。

人を抱えるということは、コストを抱えるということだ。
コストを削るというのは、人を削るということだ。
だから、世界中でリストラの嵐が吹き荒れて、それは今も継続している。

誰が放り出されたのか。

それが大学卒業者、すなわちホワイトカラーの構成者だったのである。
そして今も、企業は採用を絞っているので、世界各国で高学歴の失業者で溢れている。

大学を出たところで仕事が見つからない。

グローバル化して分かったことは、
もうホワイトカラーですら企業は要らなくなっているということだった。
徐々にそういった企業体質になっている。

必要になって来るのは、企業のマネージングができる本当の優秀なエリートだけで、
普通の大学卒業者はもう居場所がない。

これは欧米で顕著に起きている現象だが、日本でも同じことが起きている。

エリートでなければ、普通の教育を受け、大学に入っても、もう何の意味もない。
多くの大学の「学歴」は、もうすでに価値を喪失してしまっているのだ。

これは一過性の問題ではなく、恒常的な問題である。

日本は人的コストが今も高い国なので、
これからさらに就職関係がきつく絞られることになる。


 <学歴ではなく、安く雇える人間を重視する時代>


「教育」はその人の人生を救う。
しかし、「学歴」はもうエリート校以外はすべて十把一絡げになる。

これからの企業システムは人間関係が二極分化して、
「経営者」か「労働者」が、より明確に分けられる。
経営者になれないのであれば、労働者になるしかない。

すると、企業は労働者のどこに価値を見出すか。

今までは学歴だった。しかし、これからは学歴ではない。
雇い入れるコストだ。もっと分かりやすい言い方をすると、安く雇える人間を重視する。

・今までは、学歴を重視していた。
・これからは、コスト(安く雇えること)を重視する。

企業側の都合としては、ある程度きちんと働けるのであれば、
賃金が安ければ安いほどいいと考える。

それこそ、外国人労働者でも何でも、コストが安ければ採用される時代になる。
学歴が重視されるのではなく、いかに安く雇えるかが重視されるのだ。

今後はあからさまに、大学卒業という学歴はエリート校以外では意味を為さなくなっていく。
同じ理由で、文系・理系も関係ない。全部まとめて駄目になる。

それがグローバル化の結末だったのである。
ゆっくりと、しかし確実に日本でも「人材の使い捨て時代」になっている。

今でこそ日本の企業はゼネラリスト(総合職)になるように人材を教育しているが、
今後はそれがなくなっていく。

即戦力を雇って仕事をさせ、仕事が駄目になれば人材ごと放り出すシステムに変わっていく。


 <専門家になることによって、生き残ることができる>


雇われた企業を頼りにして生きる時代は、もう終わったし、これからもあり得ない。
いったい、このような時代では、何を頼りに生きなければならないのだろうか。

それは、自分の持っている「専門性」だ。

企業が必要としているのは「即戦力」だが、
その即戦力とは、「ある分野の知識と技術があって、
問題を解決できる技能を持っている」という意味だ。

つまり、これから徹底的に重要になっていくのは、
スペシャリスト(専門職)としての技能である。
あなたがどの分野で生きているにしろ、その分野の「専門家」でないと、
これからは生きられない。

昔風に言うと、手に職を持った人間が生き残る。
今風に言えばある分野のプロフェッショナルだけが生き残る。
専門家に、技術者に、職人に、ならなければならないのだ。

何らかの「専門」を早いうちに身につけないと、まともに生きていけない時代になる。
早いうちにそれを決めて、大学を出るまでにそれを会得しておくべきなのだ。

学歴など役に立たない。
専門知識が役に立つ。

社会に出たときには即戦力となり、
入った企業がつぶれても技術で生きることができるようになる。
それが激動の時代に相応しい生き方であると言える。

もう企業に寄りかかっているだけでは、生きていけない。

企業は、人を捨てる。企業が国境を越えて、どこにでも行ってしまう。
また、企業の競争相手が「全世界」になるので、競争過多で倒産しやすくなる。

飛ぶ鳥を落とす勢いだった企業が、あっと言う間に衰退企業になる。
ひとつの企業の成功が長続きしない。

成長も早いが、衰退も早い。
また、成長段階で買収されることもあるから、
そうなると買収先の企業に技術だけを取られて人はリストラされる。

自分の寿命よりも、企業の寿命のほうが短くなる。
そんな破滅的な時代になるというのに、
専門知識・専門技術を持たないで世の中に出て生きていけると思うほうが間違っている。

何の専門を持たない人間は、単なる機械の部品のような労働をさせられて人生が終わる。

一刻も早く専門技術を持つことだ。今後の動乱の時代に生きていくには、それしかない。

【転載終了】


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この方の書いていることは近い将来起こることなのかも知れませんね。

会社を辞めた私が呼び戻されたのは、まさに専門性からです。

私は技術部員として、ある特殊材料を使用して製造する製品のスペシャリストでした。
結局、残った技術部員や製造マンでは深いところがわからず、
手こずっていたということであり、
会社は私に、「製造マンとして戻ってほしい」ということだったのです。

来年は定年年齢なのですが、
会社からは後3年はお願いしたいといわれたのですが、
年齢的に製造マンとしてはちょっと辛いので、
「困ったら呼んでください」ということにしました。
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